ひとまずキャンプ®︎

見切り発車で始めたこのブログ。キャンプのレポやコラムを書いていきます。

ある意味キャンプレポ@青野原オートキャンプ場(神奈川)〜思わぬ展開〜

本当にあったある意味怖い話。

もうこのキャンプ場には行かないかもしれません。

 

青野原オートキャンプ場

町会運営のキャンプ場です。

 

川辺サイトで、夏には川遊びもできる良いロケーション。

良心的な価格帯で、初心者にはとっつきやすいキャンプ場といえます。

 

この時は、私と暑がりのNさんと2人でのキャンプでした。

 

午前中にチェックインして、早々に設営。

あとは、飲んで食べて語ってという気ままな時間を過ごしておりました。

 

直火OKなので、薪拾いに出かけた私は、大木を抱えて凱旋将軍のような面持ち。

 

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都会の喧騒も忘れ、楽しいひと時を過ごしていた昼下がり。

 

地元民と思われるヤンキー丸出しの2人組が手ぶらで現れました。

 

 

 

手ぶらで。

 

 

 

そしておもむろに私たちのテントのそばに腰を下ろしました。

 

 

 

手ぶらでです。

 

 

私は内心、

 

 

「うわぁ。。なんか変なの来たなぁ。しかも手ぶらで。ちょっと雰囲気悪くなるから少し離れたところに行ってくれないかなぁ〜」

 

なんて思っていました。

 

隣では3家族ぐらいで豪華なグルキャンに来てる方々も怪訝な表情。

 

きっとこの時私も同じ表情だった事でしょう。

 

しばらくすると陽も傾きはじめ、夕食の事を考えていた頃、ヤンキーが気怠そうに立ち上がり、その場を後にした。

 

「おっ!いなくなった!よかった〜!これでキャンプ場に平和が訪れた🕊」

 

と、ほくそ笑んでいたら隣のグルキャンの方も同じ表情。

 

淡い仲間意識が生まれました。

 

気を取り直して、夕食の準備を始める。

グルキャンは薪を割り始める。焚き火の準備かな?

 

そろそろ食事の支度が終わろうとしたその時。。

 

 

ヤンキーが戻って来ました!!!

 

 

舞い戻ってきました!!!

 

 

コンパクトなバーベキューコンロと食材が入ってるであろうビニール袋を小脇に抱え、表情は私が大木を引っさげて戻ったときのソレでした。

 

「神出鬼没とはこのことか。オートキャンプ場なのに徒歩とは恐れ入る」

 

などと考えながら、チラ見しながら夕食を食べ始めようと思い、グルキャン方向に目をやると、先ほど割ってた薪が「井の字」状に積まれていた。

それも渦高く。

更に輪をかけて恐ろしかったのは、子供達がその薪にホワイトガソリンを振りかけていました。

 

(まさか…キャンプファイヤー…のつもりか…)

 

予感は的中。

かなりの火柱を上げ、時折熱風が吹いてくるほどでした。

 

無鉄砲というか、破天荒なのか、ちょっと迷惑でした。。

 

その後、夜も更けテントの中に入って微睡んでいると、

 

 

 

 

シュッ…

 

 

 

 

 

 

パン!!!

 

 

 

 

 

シュッ…シュッ…

 

 

 

 

 

パン!!!

パン!!!

 

 

 

 

「え…。まさか、ロケット花火の音??」

 

 

 

ちょっと有り得ない。

 

 

こんなにテントが密集してるところで、夜も遅いのに、非常識にも程がある。

 

ヤンキーにも程がある!

 

これは注意しなくては。と思い、テントから出ようとすると、

 

 

「おいッ!!!何時だと思ってんだよ!!!それにこんなにテントがある中で花火なんか危ねーだろうが!!火事になったらどうすんだよ!!!お前ら全部弁償しろよな!!しかもお前ら大人だろ??そんな事もわかんねーのかよ!!!」

 

 

 

え。

 

 

 

ええぇぇぇぇええええええええええええ〜ッ!!!

 

 

花火やってたのはグルキャンの方で、ヤンキーが注意してる構図??

 

テントから出るタイミングを逸した私は、その場で、

 

「ヤンキー君たち、ごめんなさい。俺は見た目で判断してしまいました。本当にごめんなさい。許してください」

 

と心で懺悔しました。

 

 

朝起きるとヤンキー君たちの姿はなく、私とNさんの間では「キャンプの妖精」と呼ぶようになりました。

 

 

ちなみに、暑がりのNさんは、シュラフどころか、テントすら暑かったらしく、外で寝ていたそうですが、明け方に外国人(Nさん曰くイラン人)が私たちのサイトに近づき物色していたそうです。

幸いNさんが気付き追い払ったので実害はありませんでした。

 

ヤンキー

 

グルキャン

 

外国人

 

 

何が起こるかわからない世の中ですね。

 

 

このキャンプ場には、もう行かないかもしれません。