音楽とはなにか。
ここ最近、ずっとキャンプの事ばかり書いてたので、頭がキャンプになってます。
わたくし、たかはし、バンドやってます。
今回は、キャンプキャンプした話ではなく、バンドバンドしてますので、気を付けて下さい。
音楽とは
そもそも音楽とはなんなのか。
そこまで深く勉強したことはない。
「神に捧げる音」
とかそんな感じで生まれたんですかね?
音階やらメロディなんて概念もない中で「美しい」と感じる音色をどうやって作り出したのか。
不思議ですね。
音楽の方向性
音楽は言葉の壁を破り、直接心に届く。
人類が持つ独特の遺伝子。
どんなジャンルの音楽であっても、少なからず、そこに思想や哲学がある。
逆に、何も考えなくたって、音楽によって癒されたり、ワクワクしたりする。
本当に不思議ですね。
ちなみに、たかはしは「メロコア」という、一般的には聞き慣れないジャンルのバンドをやってます。
パートはベースボーカルです。
ベースを弾きながら歌うってことです。
歌詞の内容や歌い方、音色やメロディで色んなことを表現出来ると思いますし、思想・表現は自由ですので、どんなものもアリだと思います。
世の中で音楽をやったことある人は沢山いると思います。
プロを目指した人も相当な数がいると思います。
その中で、音楽を生業としているひとは、ほんの一握り。
そこに、どんな差があるのか。
決して「上手い」からではないんです。
テレビに出るような有名アーティストより、はるかに上手い無名のミュージシャンは数え切れないほどいます。
その答えは簡単にはわからないだろうし、知らない方がいいことなのかもしれない。
音楽性
結局何が言いたいのかというと、私は決して上手くないです。
いや、むしろ下手くそです。
バンドと言うよりは、個人的な考えですが、いくら神のようなテクニックがあろうが、聞いたこともないメロディを書くことができようが、物凄い切れ味の歌詞を吐こうが、そこに聴く人がいなければ意味がない。大いなる自己満足です。
めちゃめちゃ凄いテクニックを身につけても、壁に向かってたんじゃ意味がない。
人を置き去りにした音楽など、もはや無音です。
「この音で無し!!!」
音楽というものをどのように捉えるかは人それぞれ、自由です。
ある人は、売り物。
またある人は、自己顕示欲。
またある人は、武器。
色んな考え方があっていいと思うし、それ自体が無限の可能性なのだとも思う。
たかはしは音楽を「人をつなぐもの」と捉えてます。
もちろん上手いに越したことはないし、ライブでのミスなんてのは以ての外。
だけど、「テクニック史上主義」や「売れる・売れない」でバンドや音楽を推し量るのは、可能性を殺してしまう感じがする。
人がいてこそのバンド。
そこに挑戦があり、刺激があり、自身との戦いがある。
音楽性とは人間性なんだと思う。
「売れたいから」「いい曲を聴かせたいから」という大義名分で、メンバーを詰る人がいる。あたかもそれが一般論であり、多数派であるかのように。
これは本末転倒だと、たかはしは思う。
大事にしてる言葉に
「親をも愛さぬような者も多いのに、どうして他人を愛せようか」
とある。
一番身近な、目の前の人の心を掴むどころか、大切に出来ず、傷付けさえする人間が、お客さんの胸を打つ事が出来るわけがない。
人間性が未熟であれば、その人間からはそれなりの音しか発する事ができない。
と、たかはしは思う。
おわりに
善意の押し売りはまっぴらごめんです。
「この人と居たら楽しい」
「自分の力を引き出してくれる」
そんな人間に、たかはしはなりたい。
それが音楽。