ひとまずキャンプ®︎

見切り発車で始めたこのブログ。キャンプのレポやコラムを書いていきます。

キャンプ道具のDIYっても難しすぎる!もっと思い通りに簡単に!

全国のキャンパーの皆さん♪

キャンプ道具に満足してますか?

 

簡単にDIYできるモノを知りたくありませんか?

 

実は私も「いつかはDIYしたい」と思ってましたけど、ハードルが高かったんです。

スキル面で自信がなかったり、工具や知識もないから面倒な気がして踏み出せなかったんです!

 

そんな私でも出来た、DIYの方法を紹介します!

 

欲しいものを闇雲に作ろうとしても、思いのほか難しくて挫折してしまいます!

設計図を書いて、その通りにやれば誰でも簡単&確実に作る事が出来ます!

細かく説明していきますので、是非読んで試してみて下さい!

 

挫折せずにキャンプ道具をDIYする手順

 

 

1.欲しいものをイメージする!

まずは、大きなカテゴリーを決めましょう。

DIYを考えた人なら一度は目にしていると思われる物の中から、作成出来そうなもの用意しました。

大きく分けて

「収納ボックス」「テーブル」「ラック」

あたりじゃないでしょうか?

たかはしもそうです!

 

重要なのは、何が欲しいのかではありません。

何故欲しいのかが重要なのです。

これじゃなくちゃダメなんだ!ってものがないと、途中で挫折してしまいがちです。

しっかり自分なりの理由を詰めておきましょう。

 

2.専用工具は要らない

DIYで検索すると沢山ヒットしますが、大抵の場合は丸ノコとか万力とか使ってて、使い方のコツとかを載せたりしてるけど、そもそも持ってない自分の参考にならない。酷いとカンナで板の表面を削ってる人も見かけます。

そんなの、素人のたかはしから見たら「熟練の大工さん」です。プロフェッショナルです。

そういう人が作ってるのはDIYの域を超えてしまい、自分には無理だ。と思えてしまいます。

そんなプロフェッショナルな大工道具は不要です!普段使っている工具があれば簡単に作ることができます!

 

3.専門知識も要らない。

素人を悩ませる専門知識も必要ありません。

穴を開ける、ネジを締める、釘を打つ、これぐらいのことがわかれば大丈夫です。

 

5.挫折しないで完成させるには

専門工具も専門知識も要らない。

では何が必要なのか?

それは、計画性と根気です。

「こんなものが欲しい」「作ってみたい」という欲求と「これが無ければ困る」という必要性(理由)でモチベーションを保ちます。

つまり、

 

欲求  +  必要性  +  モチベーション  =  完成

 

この3つの要素があってこそ完成に導けます。

途中で必ず、面倒になったり、しんどかったりで、めげそうになります。

その時に、

「めんどくさい。でも欲しい!なきゃ困る!」

と自分を奮い起こしてくださいね!

 

6.完成までの計画を立てる

DIYは計画で決まるといってもいいぐらい、大事なのは完成までの計画です。

「段取り八分」というぐらいですから、事前の準備で仕事が決まります!

それも無理なく、確実な工程をイメージする事が重要です!

 

6-1.工程1設計

専門知識は要らないと言ってたのに、設計図なんて作れないよ!とお思いでしょう。

ご安心下さい!元となる設計図を見つけて、あとは自分用にサイズを書き換えるだけです。

【作り方】キャンプギアをDIY!変幻自在に使える木製キッチンテーブル | Hondaキャンプ | Honda

たかはしはここからPDFをダウンロードして、手書きで寸法を上書きしました。

 

6-2.工程2購入

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設計図が出来たら早速ホームセンターへ走ります!ワクワクしますね!このワクワクが大事なんです。言い換えるとモチベーションです。

先程のリンクに材料の一覧もあるので、参考にしながら必要なものを買います。

木材のカットはホームセンターでやってもらいましょう!これで丸ノコ要らずです。

ここで1日目の工程は終わりです。

無理なく段取りを組む事が重要なので、はやる気持ちを抑え、ここで我慢して下さい!

そうじゃないと疲れてしまって、投げ出したくなります!笑

 

6-3.工程3加工

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カットした木材を加工します。

ドリルドライバーはお持ちですか?

これは、ネジを締めるだけでもかなり使えるので一家に一台あるといいです!

たかはしは今回のDIYで初めてこの穴開ける用のドリルを使いました。

自称日本一を誇る不器用なたかはしにも使えましたので、大丈夫です!

このドリルの根元に「8mm」とか「9mm」とか書いてありますので、サイズを選んで下さい。

なるべく垂直に当てて穴を開けます。

この時、摩擦でドリルが熱くなりますので、気をつけて下さいね!

これで2日目の工程は終わりです。

 

6-4.工程4接着

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木工用ボンドは慣れ親しんでますが、隠し釘はご存知ですか?

隠し釘とは、普通の釘の首あたりにゴムのようなものがついており、そのあたりまで打ったら、今度は横から釘を打つと首から上が折れるのです!名前のまま釘が隠されるものです。

ボンド+釘で接着します。

普通の釘でもいいんですが、表面がキレイに仕上がるので、隠し釘の方がいいと思います。

初めて使いましたが、何本か打ってる途中で折れました!真っ直ぐ打つのを心がけないとすぐ折れます!

これで3日目の工程は終わりです。

 

6-5.工程5塗装

ここまできたら、パーツは全て揃っていて、プラモデルのように組み立てたら形としては出来上がりますが、その前にひと手間。塗装です。

オイルステインなら多少の防水も見込めます。

何しろカッコイイです!そのオイルステインの乗りがよくなるようにと、木材の仕上げにサンドペーパーをかけます。もうゴールは近いです!

色の具合を見ながら、2度塗り3度塗りをしてください。

これで4日目の工程は終わりです。

 

6-6.工程6組み立て

待ちに待った組み立てです!どれだけこの日を待ちわびたことか。今までひとつひとつ加工して、仕上げに塗装。あとは組み立てるだけです。

左右の脚に天板の下駄をはめ込むと出来上がりです。少しきつめの方がグラつきも減り、安定感があります。

キツくてハマらない場合は、サンドペーパーで微調整してください!

5日の工程で見事に完成です!

 

7.思いつきから完成までの流れ

日本一不器用で超面倒くさがりのたかはしが何故、完成させる事が出来たのか。

それは計画を立てたからに他なりません。

 

制作の流れをおさらいします。

 

  • イメージしたものを設計図にする。1日
  • 設計図通りに購入。1日
  • 購入したものを加工。1日
  • 加工したものを接着。1日
  • 接着したものを塗装。1日
  • 塗装したのもを組み立て。1日

 

全部で6日間の工程ですね!

「一週間で出来るのか〜!」

と勘違いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

無理なく段取りを組む事が大事ですので、工程ごとの間隔は空けたほうが気楽です。

つまり、工程1から工程2の間に何日か挟むということですね!

例えば、6つの工程の間には5回のインターバルがあります。

これがもし3日だった場合は、15日。7日だった場合は35日後に完成です。

 

「そんなにかかるの?Σ(゚д゚lll)」

 

と思われた方もいらっしゃるでしょうが、一回の作業は本当に簡単なものです。

 

8.DIYしてみて思ったこと

達成感が凄いです!作品に対する愛着も湧きます。なんといってもオーダーメイドですから、部屋にピッタリ収まるのが気持ちいいです!

 

制作中に気づいたことは、加工の工程の時には木くずが落ちるので、外でやるか、中ならブルーシートなどを敷いてやらないと掃除が物凄く大変です。

それから、音が思いの外デカいので、日中にやるべきだと思いました。

 

あと、ビスっていうのはネジの事です!!

それから、設計図などはmm単位で表記(呼称)します。

 

DIYの達人が見たら、当たり前のことを書いていて、からかいたくもなるでしょうが、たかはしは全然知りませんでした。

きっと知らない人も多くいると思って、敢えて書かせてもらいました。

 

9.失敗談

「簡単に」といいつつ、モノづくりに失敗はつきものです。

ど素人たかはしは、その辺も余すところなくお見せ致します!笑

 

9-1.失敗1ネジのサイズ

ダボ穴というネジを隠す穴を開ける超高等技術(たかはしにとっては)ですが、設計図通り8mmで開けましたが、長さだけで選んだネジの頭の径がデカくて入りませんでした。

そんなの全然気にしてなかった〜。

仕方なく、買い直そうと、径が小さくて長さも十分なものを見つけました。

残念ながら、たかはしのサーチスキルでは、9mmのものしか見つけられませんでした。

ネジのサイズなんて考えた事なかったけど、ホームセンターにいくと驚くほど沢山あります。

太さと長さで選ぶだけでも相当です。

他にも特殊なネジとか、コンクリート用とか鉄用とか、ネジの世界も広いですね。

 

9-2.失敗2ダボ穴と丸棒

8mmで開けたダボ穴を、9mmに拡張して一安心。これでネジが入る。と思った次の瞬間、凄い面倒くさいことに気付いてしまいました。

ダボ穴を埋める木の棒「丸棒」も8mmのものを用意してたので、買い直さなきゃいけなかったんです。

ホームセンターから帰ってきてしまってたので、ここは潔く「後日」と割り切りました。

そして、数日が経過し、いわゆるその「後日」がやって参りました。

9mmの丸棒をゲットすれば、ほぼ完成です。

なんでも揃ってるスーパービバホームに車を飛ばしました。

6mm、8mm、10mm、15mm…

ない。。9mmがない!!!

仕方なく10mmを購入し、サンドペーパーで1mm削る事にしました。

 

こうやって

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結構大変でした。

でもそのおかげでピッタリ入りました〜!

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ちなみにこのノコギリは100均のクラフトノコギリとかいうやつです。

 

9-3.失敗3ひび割れ

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慣れないドリルと、9mmの穴にヤスリがけした10mmの丸棒を無理やり押し込んだせいか、ひび割れて角のとこが欠けてしまいました。

まぁ、全然気にしません!!

アンティーク感出て逆にいいかも?

 

9-4.失敗4塗装

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オイルステインの色味もいいし、木目も出て完成間近!

と、乾燥中にオイルステインの説明を読んだり、ネットで検索してわかったことがありました。

これは失敗というか、工程がひとつ増えただけなんですが、オイルステインの後にニスかクリアを吹かないと色移りするらしいのです。

また「後日」スーパービバホームに走ります!

 

10.完成

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感動的な瞬間です!

ニスはまだですが、もう完成にしときます!

達人からしたらツッコミどころ満載でしょうけど、素人で尚且つ不器用なたかはしにも「作れた」というのがデカイです。

これでDIYに対する苦手意識を払拭することが出来ました!!

次は何作ろうかな〜、なんて調子に乗ってます。

 

11.まとめ

如何でしたでしょうか?

キャンプを始めてみると色んな道具を知り、使ってみると愛着も湧きます。また、経験が増えることによって道具との出会いも多くなります。

そうなってくると、自分がやりたいキャンプ、つまりスタイルが確立されるようになります。

「始めた頃は便利だと思って買ったけど、嵩張るし、ここのところ出番がないなぁ」

というベンチ入りギアが出現しますよね。

「このキッチンテーブル、もう少し高さがあればな〜」

「ナチュラルな雰囲気で揃えたい」

などの欲求に応えるのがDIYだと思います!

それなりに費用はかかりますが、メーカー品で似たようなものと比べれば格安なのも魅力です!

 

是非試してみて下さい!

 

これからも初心者の目線に立ってブログを書いていこうと思います。

何がご質問や要望がありましたら、コメント欄やTwitterなどで気軽に話しかけて下さいね!

出来る限り早く返信させて頂きます!

 

それでは満足のいくDIYを楽しんで下さい!

 

 

 

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