ひとまずキャンプ®︎

見切り発車で始めたこのブログ。キャンプのレポやコラムを書いていきます。

焚き火のニオイが髪について取れない!消臭を科学する

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取れない焚き火のニオイ。


「なんか取る方法ないですかね?」

 

わかりますよ、その気持ち。

 

しつこい焚き火臭の取り方、紹介します。

 

 

煙の匂い

 

キャンプの醍醐味、焚き火。

 

夏の風物詩、BBQ。

 

金鳥の夏、日本の夏。

 

蚊取り線香両端点け+結界バリア。

 

夏になると多くなりますよね、

 

 

 

 

 

 

 

 

燻されること。

 

 

 

 

 

 

 

 

燻したり燻されたりする仲に発展したりする、なんて事も期待しちゃうがきますね!

 

焚き火の火は癒されるけど、煙の匂いは癒されない。

BBQは美味しいけど、煙の匂いは美味しくない。

 

そんなあなたに送る「消臭の科学」のお話です。

 

1.煙とは

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は気体ではなく、可視化できる個体の粒子です。

木は加熱すると酸素と結びつき、可燃ガスとなって気化します。

ちなみに、は物質ではなく「現象」です。

それに引き換え、煙は物質です。

酸素と結合しなかった可燃ガスです。

その粒子が衣類や髪の毛に付着して臭いを放ちます。

ちなみに湯気も物質です。

 

二郎の湯気に当たると二郎臭をブッ放します。

 

2.髪の毛

 

我々人間の毛髪は、繊維の集合体です。

枝毛を見てわかるように、細い繊維の束です。

 

ロープやワイヤーも同じような形状ですね!

さけるチーズやカニかまも同じ形状ですね!

 

更にナノレベルで見てみると、その細い繊維は羽の様に折り重なっております。

そのコンディション(水分や油分のバランス)によって、繊維がバラけたり、切れたりする事もあります。

そういった形状である毛髪の隙間や穴に煙の粒子が入り込んでしまうのです。

 

3.臭いに対抗

では、そのの対処法はというと、大きく分けて2つ。

それは、

 

  • 防臭
  • 消臭

 

そして脱臭です!!!(3つ目)。

消臭と脱臭はほぼ同じなのでまとめます。

 

3-1.防臭

1番の防臭は煙に近づかない事ですが、そういうわけにも行かないので、煙がかかっても大丈夫な対策を練りましょう。

 

煙は粒子なので、例えば、その大きさが入らない程度の物質でコーティングしたとする。でもそれは、そのコーティングには臭いが付いてしまい、結局は同じ事です。

 

現実的に1番効果的なのは

 

「帽子」

 

だと思います!

髪の毛を隠し、代わりに煙を受けてくれます。

帽子に焚き火臭が付いても、脱いで対処できます。

帽子もそうですが、衣類などに付着した場合は、バサバサと扇ぐように風に当てることで粒子が飛ぶようです。

 

つまり、完全に防ぐ事は不可能なので、お気に入りの高級なダウンなどでは無く「洗える服」を着てくることをお勧めします。

 

二郎でも全く同じ事が言えます。

 

3-2.消臭

帽子をかぶった上で、仄かに香る芳しい焚き火臭は、洗えばすぐに落ちます。3回ぐらいで。(すぐじゃない)

それでもまだ臭いが気になる方は、驚きの方法があります。

 

もう、これが書きたくて、このテーマにしたと言っても過言ではありません!!!

 

それだけ洗えば汚れは落ちているはずです。

 

では何故、臭いを感じるのか。

 

それは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鼻毛です!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまできたら、鼻の中を洗うか、鼻毛を切ってみて下さい。

 

嘘のように臭わなくなります。

 

そうです。焚き火臭がなかなか取れないと思っていたのは錯覚です。

 

鼻毛です。鼻毛が悪いのです!!!

 

 

「あれ?なんか臭くない?」

 

 

といった気持ちは絶対に共有できません。

 

なぜなら、あなたの鼻の周りだけ臭いからです!!

 

怖いですね。

 

従って、鼻にも防御が必要です。

 

 

これでBBQや焚き火をする事が正しい選択です!

 

これが近代科学が導き出した答えです!

 

二郎でも全く同じ事が言えます。

 

4.まとめ

この時代に、ファブリーズや消臭力など、様々な消臭グッズが開発されていて、ケミカルでどうにかなるのかと思いきや。

結論は、なんとも原始的なものでした。

どんなに可愛い子でも、アイドルだって、人間である以上、鼻毛があります。

逆説的にいえば、鼻毛があることが人間である証左となります。

 

もし、BBQや焚き火を、

 

「臭くなるからやだ〜〜」

 

という女の子がいたら、

 

「それ、君の鼻毛だよ」

 

と教えてあげて下さい。

 

そんなインテリなあなたに、恋心が芽生えるに違いありません。

 

好きな色は、燻し銀。

好きな食べ物は、いぶりがっこ。

好きな場所は、火口、または風下。

好きな言葉は、「ニンニクいれますか?」

 

いい加減にしてください。

ありがとうございました。