ひとまずキャンプ®︎

見切り発車で始めたこのブログ。キャンプのレポやコラムを書いていきます。

多摩川でバーベキューをやる人達の資質を図る

以前から問題の絶えない多摩川バーベキューですが、昨日テレビで特集がやっていたので見てみると、以前にも増して酷い有り様でした。

 

今回は、言いたいことを言わせてもらおうと思います。

 

迷惑行為の数々

 

夏になると開放的な気持ちになり、野外でのイベント事に繰り出す気持ち、よくわかります。

山や海に遠出することなく、近場で手頃なバーベキュー場を選ぶ気持ちも、手軽さから言えばわからなくもないです。

そんな条件が揃うところというのは、限られてくるので、言わば貴重な場所ですね。

そんな貴重で大切な場所を壊す気持ちはわかりません。

破壊の限りを尽くす行為なんぞ、全くもってわかり得ません!!

 

ゴミ

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(出典:「バーベキュー禁止」の川原・多摩川・狛江市:空の下がキッチン:So-netブログ)

 

『ゴミはその辺に置いて帰って頂いてもかまいませんし、お近くのマンションのゴミ捨て場や店舗のゴミ箱、または自販機に設置のゴミ箱に投棄して下さい。食べ残しなどの残飯については河原に投げ捨てて下さい。』

 

などと書いてありますか!?

書いてある筈がない。

 

なぜなら、

 

置いて帰っちゃいないからです!!!

 

当たり前の事過ぎて、言いたくもなくなるけど、わからない人達が後を絶たないので、敢えて書かせてもらいます。

 

「ゴミは所定の場所に捨てる」

 

これが守られないとどうなるのか。

日本中がゴミだらけになる。

日本中がゴミだらけになると、環境破壊に直結するのみならず、野生の動物が誤飲したり、食べられないものまで食べて病気になったり凶暴化する。それが元で病原菌が発生し、自浄作用も著しく低下する。地球が病気になる。

外でのレジャーは禁止になる。

 

そうならないように国が動く。

 

清掃員などを国や市町村の予算(税金)で賄う。

思わぬ固定費の出現に税収を増やす。

税金が増えたことによって個人の負担が大きくなり、レジャーに対しての予算的な余裕がなくなる。

 

話が大きくてわかりにくいかもしれないので、個人に置き換えて話してみる。

 

家に友達を呼ぶ。

ゴミを散らかしっぱなしで帰る。残飯を床に捨てる。

カビなどの菌の温床となるうえ、虫や小動物も繁殖を繰り返す。

家族が病に侵される。床も腐食し、住むことさえ出来なくなる。

 

税金の考え方も同じ。

 

ゴミを所定の場所に捨てる

 

というのは、幼少期から学び、絶対に忘れてはならない人間の掟です。

甘くみてはいけない。舐めてはいけない。

 

どれだけの人が迷惑しているのかを考えて欲しい。

 

まずは、捨てる側の気持ちを推察すると、おそらくは、

 

  • 荷物になって邪魔だから
  • 汚いから
  • 臭いから
  • みんながそうしてるから
  • 何も考えてない

 

このような理由で不法投棄や環境破壊を何も感じることなく行うのだろうと思う。

 

荷物になって邪魔

言っとくけど、他人のゴミは尚更邪魔ですからね?自分で出したわけじゃないゴミはゴミ中のゴミです。ゴミ界のキングです。一番要らないもの、それは他人のゴミです。

試しにその辺の人に聞いてみてください。

 

「このゴミ要りますか?」

 

って。

 

汚いから・臭いから

汚いとか臭いとか、当たり前だけど、他人は100倍そう感じてるからね?

自分のオナラより、他人のオナラの方が臭く感じるし、トイレだって汚したら自分が掃除するのが一番ハードル低いんだからね??

それがわからないやつは暴君と呼んでも差し支えない。

およそ人の上に立つことは出来ない人間です。

 

みんながそうしてるから

これ!!!これが非常に多い!!!

「みんなと同じ」が好きな日本人。

判断基準にするには、あまりにも他人任せというか、他力本願そのもの。

「良いものは良い、ダメなものはダメ」となぜ言えないのか?

まぁそこは「空気を読む」という特殊能力を持つ日本人、100歩譲って良しとしよう。

「みんながそうしてる」

という錯覚に陥った君たちは、全体が見えていない。

そこでバーベキューをする人以外「みんな所定の場所にゴミを捨ててる」のです。

逆に言えば、そんな迷惑な事をしてるのは、そこにいる君たちだけだ。

もっと言えば、お前だけだ!

それを、あたかも寡は衆に敵せずのような言い分で、自らの行為を人のせいにする惰弱な根性はバーベキューなんぞやる資格はない!

 

何も考えてない

いや、考えろ!!

人間は考える葦でしょーが!!!

本能だけで生きてるわけじゃないでしょ?

理性は?知性は?

頼むから考えてください。自分以外の事も。

 

 

まだまだ言い足りないぐらいだけど、とりあえずゴミについてはこれぐらいにします。

 

ガード下でのBBQ

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(出典:丸子橋河川敷BBQ広場の場所取りとバーベキュー場ご利用案内-BBQレンタル神奈川)

 

ガード下?高架下?多摩川を渡る路線として、小田急線や東急線があります。

その河原でバーベキューをすることは、例の如くマナーの悪さやルールを守れないことで、禁止場所や有料化されているところもあります。

それによって一定の効果はあるらしいですが、ルールを守れない人にルールを与えるのはある意味ナンセンスなんですが、行政は公器であらねばならないので、公平にチャンスを与えます。

 

その一つとして

 

「高架下でのBBQ禁止」

 

です。

それは、BBQによって上がる煙が、線路の異常や車両事故などと見間違える為です。

 

ちゃんと理由があってルールを決めてるのに、君たちは守らない。

 

まぁ、君たちにも君たちなりの理由があって高架下でやってるんだろうけど、おそらく

 

日陰だから

 

とかそんな理由でしょう。

 

ちっさ!!!

 

理由が小さ過ぎる。

 

電車は一車両あたり140〜150人が定員のようです。

これが70%の乗車率で100人乗っていたとしよう。

十両編成なら1,000人。

 

高架下でバーベキューの煙が上がり、故障や事故と見間違え、電車が停車する。

それだけで1,000人の足を止めることになるし、後続車にも影響がでる。物凄い損害です。

 

その理由は、

 

日陰だから

 

身勝手にも程がある。

 

昔から「電車を止めると億を超える損害賠償を請求される」という都市伝説がありますが、実際には数百万円だろうと思う。

 

ルールを破って人に迷惑をかけているのだから、日陰野郎は損害賠償を請求されるのは当然だが、本来お金で解決できないことなど沢山ある。

 

その電車にどのような人が乗っているのか?

 

  • 何千万ものお金が動く契約の為に向かう人
  • 大切な人が危篤との知らせを受けた人
  • 子供が今にも産まれそうな人
  • メンタル持ちの人

 

他にも様々人間模様がある中で、日陰欲しさにそのような行為に及ぶ。

暴挙といっても差し支えないだろう。

 

鉄道会社と乗員(電車3本分)3,000人から損害賠償請求を受けて、日陰の人生を送る他ない。

 

騒音

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(出典:多摩川緑地BBQ広場でバーベキュー | 団体BBQなら手軽にバーベキュー.com)

 

これはバーベキュー場に限らず、キャンプ場にも散見されます。

 

騒音とは

耳にうるさく感ずる音。

  • 振動数が不規則で、不愉快な感じがする音。
  • やかましい音。 「―を立てる」

 

だそうです。

 

ターンテーブルとスピーカーを持ち込んでる映像を見ました。

ターンテーブルってあれですよ?中華料理のテーブルじゃないですよ?

レコードを回すやつ。

なんなの?かっこいいと思ってやってるのかな?

言っとくけど、全く需要ないからね?

 

仲間内だけで盛り上がるならいいけど、音は振動だから、その振動波を消し去らない限り、垂れ流しになる。

君たちだけで楽しむのならば、ブルートゥースで共有して全員イヤホンでやって欲しい。

好きなジャンルやアーティストも千差万別。

 

ちなみに高橋はメロコアが好きですが、バーベキュー場からNOFXが流れてきたら、全速力で音のなる方向へ行き、クソ恥ずかしいのでやめろと語気を荒げて言うと思います。

 

いわば「台無し」なのです。

 

野外でバーベキューを楽しむというのは、自然を楽しむというのと同義だと言ってもいいぐらいです。

音楽を否定してるのではないです。

むしろたかはしはバンドもやってるし、音楽は好きだけど、無理やり聞かされる音は騒音でしかないし、不愉快極まりないものです。

 

戦闘機のエンジン音やバイクの空ぶかし、工事現場の重機や解体音、バーベキュー場の音楽。

 

同列に並びます。

 

人に迷惑をかけてまで、自らの欲望を満たそうとするのは独裁者です。

独裁者の末路は哀れなものです。

歴史が物語ります。

 

おわりに

多摩川周辺でバーベキューをする人達の中には常識豊かな方もいるかもしれません。

その人たちにはこう言いたい。

 

即刻撤収して二度と踏み入れてはいけません。

 

また、つい野外でのバーベキューで開放的になって、そこを切り取られて判断されるのは心外だと言う人もいるでしょう。

そんな人にはこう言いたい。

 

ゴミも捨てられない人間は信用に値しない。

 

一事が万事です。

こんな簡単なことが出来ないのに、

「それでもあの子は勉強が出来るはずだ」

「人柄がよくて機転の利く子なんだ」

だなんて思えと言う方が無理がある。

 

もう、なんていうか、ちゃんとしてほしい。