我が家の防災備品。キャンプ道具は災害グッズ
最近、台風21号や北海道での地震など、思ってもみなかった事態や、自然災害に遭うことが多くなり、災害用グッズが注目されています。
水や食料の備蓄なども含めて、家庭の危機管理を見直してみては如何でしょうか。
「いや、用意しておいた方がいいとは思うけどさぁ。。まぁなんとかなるっしょ!?」
なんていう人と結婚すると大変です。大抵生活力も無く、生き抜く力も弱いのに虚勢を張ってしまうパターンです。上司だったら尚厳しい。なまじ権力を持っているから、従わざるを得ない場合がある。
このパターンの人間が口にする
「なんとかなる」
という言葉は、
「なんとかしてみせる」
という力強くも頼もしい決意では決してなく、考えることを辞めたカーズタイプです。
「そん時はそん時だよ!行政や自治体がやってくれるよ」
いざというときに他者の責任追及ばかりをするパターンは厄介です。
今回の大阪や、北海道の時にもいました。国会議員のように人目に触れる人ですらこのパターンが続出してたぐらいなので、一般人でも推して知るべしです。
自分の責任は棚に上げてしまう二重国籍女タイプです。
かくいう私も、両タイプと大差はありません。
日本中を見渡してもきっと、以前よりは意識は変わってきたとはいえ、まだまだ災害に対する準備は出来ていない家庭の方が多いかと思います。
そこで、今回は「キャンプ道具は災害グッズ」と位置づけ、我が家の防災備品(キャンプ道具=災害グッズ)をご紹介します。
台風にしても、地震にしても、今回は停電に見舞われたご家庭が多かったと思います。
ツイッターでリアルタイムでの被害状況を見る度に、恐怖を感じておりました。
そんな中、
「キャンプやってて良かった〜」
「(家でランタンを点けて)け、決して楽しんでなんかないですからね!?ふふふ」
「冷蔵庫のものはクーラーボックスに移動だ〜」
など、まさに備えあれば憂いなし。心に余裕が出来て、冷静な判断ができるようになり、ある意味、その状況を楽しむゆとりさえ見られました。
一言で、災害グッズを揃えるといっても、なかなか気持ちが向かない方には、キャンプをお勧めします!!
テント
たかはしが持っているテントはこれです。
テンマクデザインのサーカスTCです。
もう一つ小さめのコールマンのドームテントもありますが、最近はもっぱらこちらです。
サーカスTCはワンポールテントなので、設営がめちゃめちゃ楽です。
一人で簡単に張ることができます。
避難場所に入ることが出来れば、それに越した事はありませんが、入ることが出来なかったり、ペットを連れていた場合、断られる可能性もあります。
そんな時は、悠々とテント泊です。
プライバシーも守られるので、精神的にも負担が減ります。
なんといっても、サーカスTC、安いです!!
タープ
(出典:tent-Mark DESIGNS公式HP)
キャンプ道具を紹介する勢いでタープもあげてみましたが、必須ではないかも知れないです。
使い方としては、テントが寝室だとすると、タープはリビングの屋根です。
たかはし家のタープは、焚き火タープ(ウィング)というやつです。
サーカスTCと同じ、コットンを含んだ生地で出来ており、ポリエステルに比べて火には強い材質ですので、この屋根の下で料理することも出来るし、影も濃く、スペースも広くて申し分ありません。
夏は日差しを防ぎ、冬は張り方を変えて風を防ぐことも期待できます。
コット
我が家のはクオルツのキャンパーズベッド。
このままでも十分使えますが、インフレーターマットやウレタンマットを敷くと、かなり寝心地がアップグレードされます。
たかはしは地べたで寝る派でしたが、コットの快適さを知ると手放せませんね!!
地面が濡れていたり、暑い寒いも和らげることができるし、このコットは組み立ても簡単なので、オススメです。
ランタン
ランタンやフラッシュライト(懐中電灯)は絶対に必要です。
北海道での停電の時、夜空を埋め尽くすような星が瞬いていたそうです。
夜は暗いのです。近代化(都会)慣れてくると、夜の暗さを忘れてしまいがちです。
停電が起こった時、照明があるだけで気持ちが落ち着きます。
我が家のランタンはケロシン(灯油)ランタンです。プレヒートという手間がありますが、ランニングコストは抜群に安いです。
また、ちょっとした暖房の代わりにもなります。
暖かさの度合いは「そこはかとなく」です。
あとこのコールマンのクワッドLEDランタンです。この4つのパネルが分離できるのです。
フラッシュライトの代わりとしても使えます。
我が家はいつもトイレに行く時に、これを外して足元を照らしながら歩きます。何かと便利です。
ガスランタンもいくつかありますが、ガスはコンロに回す方が賢いでしょう。
ランタンスタンド
これ、スノーピークのパイルドライバーと形状は同じです。
地面に刺すタイプのランタンスタンド。
三脚タイプは脚を広げる分、場所を取り、つまづいたりして危険なので、我が家は刺すタイプです。
スペースがスッキリして危険もなくなり、しっかり固定されるので、傾く心配もありません。
災害時は刺さる地面を探さないとならないので、三脚タイプの方がいいかも。一長一短ですね。
カセットコンロ
(出典:Iwatani公式HP)
イワタニのカセットコンロは有名ですよね!
我が家はイワタニのなんとかフーなんとかジュニアを使ってます。
通常のCB缶がはみ出るサイズです。
コンパクトさが嬉しいです。
これは必ずキャンプに持っていきます。
レギュラーです。一軍です。
キャンプサイズと言ってもいいほど、キャンプに最適です。
もう一つは、コンパクトとは真逆のインパクト重視?なのかはわかりませんが、コールマンのロードトリップグリル。
アメリカっぽいです。
大きくて、嵩張るのでキャンプに持っていくには一苦労ですが、使い勝手はいいです。
家庭のガスレンジの感覚で使えます。
災害時、おそらくCB缶は売り切れ続出すると思いますが、OD缶は残ってるのではないか?との淡い期待を込めて。
シュラフ
シュラフは絶対に持ってた方がいいです。
我が家は、バロウバッグ#3です。
さすがモンベル!って感じです。
少し値は張りますが、いいものはいい。
春先や秋口ならこれ一つで問題ないぐらい暖かいです。
コンパクトに収納できるし、なんなら普段使いも出来ます。
布団やベッドを担いで避難所にいくのも大変だし、それこそ怪我の元です。
コットとシュラフなら普通に持って歩けます。
まとめ
如何でしたでしょうか?
キャンプ道具はそのまま災害グッズへと転用できます。
こだわらなければ、安い道具も沢山あります。
キャンプ自体も、いわば災害時の訓練に近いものがあるかもしれません。
いや、寧ろその意識でキャンプしてみるのも大事なことかもしれないですね!
道具を揃えたところで、
「キャンプしてるから大丈夫!不便には慣れてるし!かなりのアドバンテージがあるから俺は」
というのは危険です。油断が身を滅ぼします。
いざという時は特に心根が大事です。
衣食住の全てが欧米化していく世の中で、忘れてはならない和の心。
関西空港に足止めをされた方々を見ましたか?
象徴的だったのが、コンビニの長蛇の列。
あの状況なら暴徒と化してもおかしくないのに、順番を待つのです。しかも整列して。
成熟した精神構造に驚嘆する。
今回は大物ばかりの紹介になりましたが、小物もかなり役立つキャンプ道具がありますので、次の機会にご紹介させて頂きます。