ひとまずキャンプ®︎

見切り発車で始めたこのブログ。キャンプのレポやコラムを書いていきます。

薪の入手と薪割りは何が一番良いのか考えてみた

皆さん、薪割りと言えばこういうのを想像しますよね?

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パッカーン

 

ってやつ。

あってます。これであってますよ。

これぞ、薪割りです。This is 薪割りです。

でもこれ、現代の文明に慣れきった惰弱な人間、たかはしには体力が持つかどうか甚だ不安で仕方ない。その上、安全面も考え始めると、

 

「空振りして薪に当たらず勢い余って膝を割っちゃったらどうしよう。。」

 

とか、

 

「近くに人がいることに気付かずに、振りかぶって「ゴンッ」も嫌だし、振り下ろして「ザクッ」も嫌」

 

なんてイメージが湧き続け、その溢れるイメージに溺れそうになります。

第一、薪割りをするような広いスペースなんてウチにはないので、現実的では無かったりします。

 

第二に、先程触れた体力面で言うと、かつてはボクサーが背筋や手首などを鍛えるのにいいと推奨されていたらしいですが、実際の効果のほどはわからぬ!はじめの一歩の、猫田なんとかさんが「薪割りはいいだニ!」って言ってるぐらいしか印象に残っておらぬ!

 

前置きが長くなりましたが、タイトルに沿った内容を進めていきましょう。

 

薪の入手と薪割りは何が一番良いのか

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買う

「薪は買うもの」と思ってる方が多くいる事は、以前にTwitterでアンケートを取らせてもらった時にわかりました。

 

「わかりました」なんて偉そうに言ってるけど、投票数は200もいってなかったと思う。

凄いデータ量だし、凄い分析だし、凄い統計でしょ?

2018年のキャンプ人口は840万人らしいので、その時に出たアンケート結果を当てはめてみると「買う 66%」だったので、実に554万人以上の人が「薪は買うもの」と認識してる計算になる。

 

また、この「買う」にも色々な方法がある。

 

ホームセンター、インターネット、キャンプ場、薪屋。

それぞれの場所で様々価格帯がありますし、総合的な評価は別として、たかはしの感覚として値段の高い順に並べました。

多分、ホームセンターが一番高いです。多分。でも、手軽さは抜群ですね。キャンプ場(現地調達)も手軽さで言えばかなりのものですが、数に限りがある場合があります。

 

キャンプに行く頻度にもよりますが、「薪はいくらあっても問題ない」という方には、東京薪販売-薪の販売サイト。東京都町田市から激安で良質な薪を販売のような専門店がオススメです。

 

貰う

アンケートでは「その他 6%」に含まれる「貰う」は、840万人のうち50万余りの人がこれに該当します。たかはしはこれです。

 

針葉樹(松)とか

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広葉樹(不明)とか
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好きに持って帰っていいことになってる。

 

けど…

 

なんていうか…

 

デカすぎるでしょ!!

 

嬉しいんだけど、こんなデカイのどうやって割るの??

その手間を考えたら買った方が早いっていうのが、常人の考え。

 

常人の対義語ってわかります?

 

そう…

 

キャンパー

 

ですね。

 

たかはしはキャンパーなので、飽くまでもこれを薪にする方法を模索してます。

普通に、チェーンソーで切り揃えて斧で割ることになると思うけど、今は色んな方法を模索してます。

とりあえず、ノコギリでやってますが限界があります。

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どれくらいが限界かというと、
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13cmです。

もう、これ以上はキビシイです。チェーンソーがいいです。

 

ちなみに、模索の対義語はわかりますか?

 

そう…

 

模索しない

 

ですね。

 

薪割りの方法

方法といっても、要は刃を節に食い込ませて割(さ)く以外にありません。

いや、あるかもしれませんが、それが一番効率的です。

いや、効率的じゃないかもしれませんが、それしか知りません。

 

薪割り機

冒頭に触れたオーソドックスな斧をつかうロッキーパターンに加え、最近は安全かつ簡単に薪割りが出来る薪割り機が台頭してきました。

これは優秀な装置だと思いますが、いいお値段なのと、サイズ的な制限があります。

φ230なので、あまり太い玉切りには対応してません。

 

玉切りとは、薪割りする前の丸太の事。

 

この装置の使い方は、直感的にわかると思いますが、リングの中に木を入れて、上に向いた刃に当て、上からハンマーで叩く。

逆転の発想ですね。

斧のように、刃を動かすのではなく、地面を動かす発想です。

 

楔(くさび)

ハスクバーナ 薪割りクサビ ツイステッド 20cm 577259201

ハスクバーナ 薪割りクサビ ツイステッド 20cm 577259201

 

楔なんて言葉を聞くのは、くさび形文字以来じゃないですか?

この特徴的な二等辺三角形が薪を割くのに都合いいようです。

実際、薪割り用の斧も楔に柄を付けたようなものです。考え方としては。

その刃先の部分だけを玉切りの断面に当てて、上からハンマーで叩いて食い込ませていく方法。

刃を振り回すわけではないので、安全性にも優れてる。

 

たかはしはこの方法をチョイスしてます。

でも、楔は高いので平タガネを楔代わりにつかってます。

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平タガネと石頭ハンマー。

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亀裂があればその割れ目を広げるのがいいです。

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叩きます。
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広がってきたら、反対側の亀裂にも差し込んで叩きます。
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この繰り返しで薪を作ります。

 

この方法は、安全だし、スペースも要らないし、道具も安い。オススメです!!

 

オススメですが、実はたかはしは斧でパッカーンもやりたいので、それも模索してます!!

 

まとめ

薪はいくらあっても困らない。寧ろ幸せ。

なのに、あの自由に持ち帰ってもいいデカ過ぎる原木を持て余してるので、薪割り部を設立しようと思ってます。

あー、薪に囲まれて生活したい!

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ちなみに、薪を入れる箱、薪ボックスは無印のソフトボックスです。

なんかこれだけでションテンがるあーです!(テンションあがる)

 

ゴミ屋敷になる人の気持ちはわからないけど、うちが薪屋敷になる可能性はなくもない。

 

まとめると、自分に合った方法がいいというのが結論だ二。

 

ありがとうございました。