木の実拾って癒されてる
人間、歳を取ると花鳥風月を愛するようになるらしい。
花鳥風月はこの漢字の4つを限定したものではなくて、美しい景色とか自然全体を指す粋な言葉だと思う。
そう感じた時点で年寄りってことかな?
そんな定義は置いといて、実際には少年に戻ったような気持ちで楽しんでます。
ブログ対談 〜大人の遊び方〜
──ブログ対談シリーズ。今回のテーマは「大人の遊び方」と題して、様々な視点からお話を伺いたいと思います。
今回のゲストはこの方です!
見切り発車も甚だしい、㌍たかはしさんです!
たかはしさん本日はよろしくお願いします。
前置きを省略させて頂き、早速伺います。
たかはしさんが木の実を拾うキッカケは何だったんですか?
たかはし:こちらこそよろしくお願いします。そうですね〜、木の実を拾うキッカケは「焚き火」ですかね?
──え⁉︎焚き火って、あの焚き火ですか?
たかはし:あの焚き火です(笑)
──どういうことか詳しく聞かせて下さい。
たかはし:焚き火って凄い癒されるんですよね。個人的にはキャンプの醍醐味だと思ってます。その焚き火の楽しみ方は人それぞれで、着火剤を使う人や、ガストーチで太めの薪を直接燃やす人、または麻紐を解いて繊維を綿状にして、ファイヤースターターで火を付けて、細い枝から徐々に太い薪に火を移していく人。
私はどちらかというと、最後の部類ですが、普通にチャッカマンとかも使います。
その最初の方の工程で、松ぼっくりを使います。
──え⁉︎松ぼっくりって、あの松ぼっくりですか?
たかはし:あの松ぼっくりです(笑)
──どういうことか詳しく聞かせて下さい。
たかはし:松ぼっくりは、天然の着火剤といってもいいほど、優秀なんです。
松ぼっくりは松脂という脂を含んでいて、とても燃えやすいんです。更に、あの形状は天然のフェザースティックとも呼べます。
──フェザースティック⁇
たかはし:フェザースティックとは、木の枝や薪の細くカットしたものを薄く削って着火剤にする方法を指します。 木に羽が生えたように薄く削ることからフェザースティックと言います。 木の枝をフェザースティックにすることによって圧倒的に火付きが良くなり、たとえ着火剤がなくともナイフ一本あれば火を起こすことができるのです。(wikipediaより引用)
出典:wikipedia
──なるほど。昔えんぴつを小刀やカッターナイフで削ったのを思い出しますね(笑)
たかはし:……。
──えっ⁉︎
たかはし:えっ⁉︎
──それで松ぼっくりを拾うようになったわけですね〜!松ぼっくりにそんな力が秘められてたとは初めて知りました!勉強になります!
たかはし:そうなんです。松ぼっくりを大量に拾って家にストックしてます。こないだ数えてたら130個で断念しましたが、その時点で1/3ぐらいだったので、400個ぐらいは家にあります(笑)
──400個は凄いですね(笑)それがキッカケで木の実を拾うようになったのですね。ちなみにどんなモノを拾ってるんですか?
たかはし:そうですね〜、拾うようになってから調べて名前を知ったぐらいの素人ですが、自然を身近に感じることができました。
これはヒマラヤ杉の松ぼっくり…いや、杉ぼっくりですかね?シダーローズと呼ばれるものです。形がバラの花のように見えます。
これはフウの実といって、リースなどの飾りにも使いますが、水に入れるとタンニンの成分が溶け出してpH下げたり、あの形状をビーシュリンプが好み住処にするそうなので、熱帯魚などを飼う人にも需要があります。
ツバキの殻
ヒノキの実
プラタナスの実
クヌギどんぐり
──凄い量ですね。でもこうして見ると、それぞれが独特の形で可愛らしいですね!
たかはし:そうなんですよ。今度はこれを加工しようかと考えてます。それで誰かにメルカリで買ってもらおうかと悪巧みしてます(笑)
──悪巧み(笑)いや〜、話は尽きませんが今回は木の実を拾うキッカケについてお話を伺えましたので、また次回以降に詳しく伺いたいと思います。たかはしさん、本日はありがとうございました。
たかはし:ありがとうございました!