春が来たし啓蟄にメダカを外に出す
我が家は横浜といっても、冬は外の水が凍ります。
水量の少ないビオトープや睡蓮鉢などは簡単に凍るし、下手したら完全結氷です。
そんな過酷な環境ではメダカは越冬出来ません。人間も出来ません。
いや、その前に寒くて可哀想なので、冬が来たら家の中に入れちゃいます。人間は年中家に入ります。
参考にならないので、メダカと人間の比較はこれで終わります。
メダカを飼い始めてかれこれ7年になります。
はじめは睡蓮鉢のビオトープとしてヒメダカを入れてましたが、その旺盛な繁殖力に魅力を感じて、稚魚を育て、繁殖させ、また稚魚をとやってるうちに、なんか楽しくなってきちゃいました。
楽しいと脳の働きがよくなるんですかね?
そういえば、土佐金(天然記念物の金魚)を飼ってた友達を思い出しました。
以前、地元の同級生の忘年会かなんかで教えてもらい、話が盛り上がりました。
その頃は私も金魚を飼っており、和金型・琉金型・蘭鋳型でそれぞれ水槽を分ける程。
当時は土佐金が出回る事は少なく、見かけても当歳魚(その年に生まれた稚魚)ぐらいで、頑張って育てようと試みても失敗に終わるという苦い経験があったので、その友人から聞く土佐金の話はとても楽しく、為になるものばかりでした。
彼の家に行って見せてもらうと、スチールのラックにコンテナボックスを置いて3段あるラックに所狭しと並べてありました。
「え、業者じゃん…」
驚きと共に思わず出た言葉ですw
たしかに、金魚や鯉は水槽に入れて横から眺めるのではなく、池などに入れて上から見るのが正しいそうです。
そして、その柄が左右対象だとグレードが高いとか発色が良い方がいいとかは聞いたことあったけど、ペットショップでも水槽に入ってるし、とにかく壮観でした。
聞くと、繁殖にも成功してるみたいだったので、方法を聞くと、メスの腹を押して卵を産ませ、オスの腹を押して精子をかけて受精させるそうです。
「え、業者じゃん…」
ある意味、人工授精ですよ!!
品評会にも出して賞を取ったりもしてるんだって。
「業者じゃん」
前置きが長くなりましたが、そんな友達だからメダカにも詳しいんじゃないかと思って連絡してみました。
「あぁ〜、もう金魚やってないんだよね〜、中々手を掛ける時間がなくなっちゃって。だから今はメダカなんだ〜」
まさにミラクルw
そのメダカの事を聞きたかったんだよ〜!と話すと、また盛り上がって家に見に行く事に。
見せてもらうと、相変わらずのスチールラックでしたが、1段目のみの使用と控え目。
メダカの世界も奥深く、見たこともない品種だったので、聞いてみると、
琥珀透明鱗三色錦
だそう。
なんだか途轍もない…。
高級そうなメダカ。
なんとそのメダカを数匹譲ってくれるというので、喜んでると、ペットショップなどにある円柱状のビニール袋に手際よく水とメダカを入れ、最後に酸素をスプレーし、太めの輪ゴムで水が漏れないように、そして解きやすいように縛ってくれた。
「まちがいなく業者」
これも品評会に出してるそうです。
凄いなぁ。
かくいう我が家も、品種ごとに分けて飼育していたりしたので、一時期は10ケースもありましたが、今は1つだけです。
楽しいけど、どんどん増えるので要注意ですね!
また増えるかも!