母子キャンプで不安に感じること
最近よく聞く母子キャンプ。
様々な理由から母子キャンプを楽しむ人が増えてます。
その理由はさておき、これからキャンプをしてみたい母子に送る、応援ブログを書きたいと思います。
母子キャンプをしたいけど、何かと不安。
その不安をひとつひとつ繙いて、安心安全なキャンプができるよう、お手伝いが出来ればと思います。
INDEX
不安を挙げ列ねると相当な、いや、限り無く出てきますので、代表的な不安を例に挙げて、解消していきたいと思います。
積載
女手一つでキャンプの荷物を積む。
これはかなりの重労働ですね。
重いものを持ち上げることもそうですが、荷物が多いと、リアウィンドウを塞ぐほどになって、ルームミラーで後方を確認出来なくなります。
ただでさえ不得意な運転なのに、尚更不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。
そして、不安があればあるほど、荷物は増えます。
「もし子供が熱を出したらどうしよう」
「もしシュラフだけで寒かったらどうしよう」
「もし雨が降ったらどうしよう」
「もし天が落ち地が崩れたならどうしよう」
if(もし)
これが解消されれば、一つの不安が無くなります。
この後に触れる内容を読んで、積載の不安を払拭しましょう。
夜の不安
ツイッターで「母子キャンプで不安に思うこと」のアンケートをしたところ、
「夜」 42%
「設営」 16%
「予算」 13%
「その他」 29%
という結果になりました。
夜の何が怖いのか?
それは、暴漢と野生動物からの安全面、または盗難被害です。
悲しいことに、キャンプ場での盗難被害は0ではありません。
キャンプ用品は高価格かつコンパクトなものも多いです。
夜、寝ている隙に、外に置いてあったヘリノックスが盗難にあった。なんて話もあるようです。
また、お風呂に行ってる間にテントの中を荒らされる。という事も視野に入れておきたいものです。
防犯対策(盗難)
寝るときは基本的に荷物はテントの中か前室に入れておきましょう。
もちろん全てを入れるわけにはいかないので、なるべくテントの近くに整頓してまとめて置くといいです。
雑然としていたら、
「この中で1つぐらい無くなっても気づかないだろう」
なんて気を起こさせてしまいます。
元々盗み目的でキャンプ場に来る人は殆どいない筈です。
「つい魔が差した」的なことの方が多いのです。
買い物やお風呂で、サイトを不在にする場合は、大事なものはテントの中に入れ、ダイヤル式の南京錠などで鍵をしましょう。
サンダルをテントの前に置いて人の気配を出すのも効果的です。
暴漢対策
ツイッターでのアンケートの中で、
「そもそも母子だと思われるのが嫌」
という意見がありました。
おそらく弱味を握られる感覚なのだと思います。
防犯上、意識を持って対策している人は、犯罪に遭う確率は減る傾向にあるようです。
あらかじめ、近くのファミリーに声をかけて味方を作っておくのもいいかもしれません。
もし私だったら協力を惜しみません。
なんなら夕食もご一緒に如何ですか?と声をかけると思います。
ロケーションは多少犠牲になりますが、管理棟や炊事場のように比較的明るく、人通りのあるところを選ぶというのも大事です。
野生動物
自分たち以外誰もいないキャンプ場も、ある意味恐怖ですね。
動物に荒らされたり襲われたりすることのないように、食べ物はクーラーボックスや蓋のある容器にしまいましょう。
食べ残しや生ゴミも、ゴミ袋の口を縛り、匂いが出ない工夫をすれば、人間の匂いのするところにわざわざ近寄って来ることはありません。
それでももし、一番出会いたくない動物「熊」に出くわしたら。
詳しく書いてありますので、是非ご覧下さい。
設営
「夜」の次に多かったのが「設営」でした。
たしかに、設営を1人でやるのは大変な作業です。
それが、子供連れでしかも母子キャンプ。
子供の面倒を見ながらの設営はかなりハードです。
「子供が会話できるぐらいの年齢まで待つ」
という大変貴重な意見がありました。
子供の面倒を見る人が複数いる場合は、乳児でも問題ありませんが、母子となると話しは別です。
手伝いをして欲しいとまでは言いませんが、せめて危ないことをしないように言い聞かせたいものです。
その上で、何にしても「道具を簡素化」することです。
テントも、設営しやすいものを選び、料理も凝ったものではなく、簡単に出来るものを用意すると、荷物も減るし、時間もかけなくて済むようになります。
その分、子供とレジャーを楽しんであげることが出来ます。
最初から全てを完璧にこなす事なんて限りなく不可能に近いです。
「キャンプに来た」
というだけで、子供は大満足です。
調理器具は、鍋とカセットコンロがあれば大体のものは作れます。
番外編
他にもご意見を頂いたものを紹介します。
キャンプ場選び
「混んでるフリーサイトで割り込まなきゃならないのは避けたい」
とのこと。
女性らしい意見だと思いました。
私の場合、混んでいても、テントが張れそうなら「ここいいですかー?」なんて声をかけながら、あまり気にせず入り込んじゃいます。
また、キャンプ場選びで大切なのは、高規格なキャンプ場の方が安心です。
忘れ物をしても、レンタルで賄えれば心強いです。
突然の雨なども考慮して、ロッジなど避難できる建物があるところがいいと思います。
荷運び
母子キャンパーの中には、必ずしも車で行く方ばかりではありません。
自転車や電車と徒歩で行かれる方も少なくありません。
道具をコンパクトにする傍ら、体力の維持にも余念がありません。
アスリートの様です。
まとめ
如何でしたでしょうか?
ひとつひとつの不安要素を、出来るだけ解消してから臨むと、気持ちに余裕も出来てきます。
もっと具体的にテントの種類やタープの有無なども書きたかったのですが、また別の機会にさせて頂きます。
アンケートにご協力下さった皆様、この場を借りて深く感謝申し上げます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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