キャンプをこれから始めるにあたって考えること
巷では、夏が近づいてくるとどんどん上昇してくるキャンプ熱。
しかし、熟練キャンパーの中には、
夏はシーズンオフ
と言い切る人もいます。
私の場合は標高の高い(1000mぐらい)キャンプ場を選んでキャンプするようにします。
逆に、これからキャンプを始めようと思ってる人にしてみれば、
キャンプと言えば夏!
と思ってる人は少なくない。
いや寧ろ、大半がそう思ってるに違いありません!いやいや、大半どころか全員そう思ってます。絶対に。
そんな方がこれからどんな道具を買えばいいのか、またキャンパーからはどんなアドバイスをしてあげたらいいのか、両方にとって有益な情報となればと思って書き始めました。
永きに渡りご活用頂ければ幸いです。
1.考えること
「よし、キャンプするぞ!」
と思い立って、はじめに何を考えるのが普通ですか?
きっと真っ先に思い浮かぶのが、
「まず、テント買わなきゃ」
ですよね?
以前にも、キャンプ道具について書きました。
https://www.campmedaka.work/entry/2017/05/25/133343
確かに、キャンプするには色んな道具が必要だし、キャンプの代名詞とも言えるテントは欠かすことができないと考えるのが普通だと思う。
間違ってはいないと思う。
では、どんなテントを買えばいいのか。
まず、キャンプ道具の考え方としては、日常生活の簡易版と思ってください。
簡易版の寝室がテント、簡易版のベッドがコット、簡易版の布団がシュラフ、簡易版の照明がランタン…みたいな。
そんな簡易版とは言え、最初から全てを買い揃えるにはかなりハードルが高いし、快適さを求めすぎると経済的にも非効率。
もうどうしたらいいかわからないから、キャンプなんてやらない!
という声が聞こえてきそうです。
それでは勿体無いにも程があるので、是非周りにいるキャンパーに色々聞いてみて下さい(^^)
喜んであなたのキャンプライフをコーディネートしてくれるでしょう。
2.キャンパーのアドバイス
今年からキャンプ始めようと思ってるんだけど、どんなテントを買えばいいの?
キャンパーの皆さんは、こんな質問をよく受けると思います。
ツイッターでの投票結果は以下の通り。
キャンパーの皆さん。
— ㌍たかはし@ひとまずキャンプ®︎ (@goliketsu) 2019年5月14日
友人がこれからキャンプを始めようと思い、テントを購入するに当たってアドバイスを求められた時、どんなものをお勧めしますか?
是非リプでも詳しく教えて下さい🥺
a.レンタルしてみる
回答の中で最も多かったのが「レンタル」でした。
簡易版とはいえ、家を買うのに、そんな簡単に決めることは出来ないでしょう。
まずはレンタルでキャンプを経験してみたり、キャンプ場にいって実際に張ってるテントを見て、自分のスタイルや方向性を決めるのがいいという考え方です。
また、同じ考え方で、レンタルじゃなくても、ロッジやバンガローで泊まってキャンプを体験するのもいいという意見も。
これから始める人にとってロッジやバンガローと言っても違いがわからないかもしれないので、それにコテージも加えて説明すると、
小屋みたいなやつ
です。それぞれ違いはありますが、あんまり気にしないで大丈夫です。
大抵キャンプ場にあるのはバンガローです。
話を戻します。
設備が充実し、レンタル品が多く売店も備えてるキャンプ場を総じて高規格キャンプ場と呼んだりします。
はじめは高規格なキャンプ場に行くのが安心です。
そこで、テントを借りたり、常設テントサイトを予約するなどして、購入する前に体験して、自分の好みが出てきてから吟味するという意見が大多数を占めました。
b.安いテントで様子を見る
キャンパーからすると、オススメしたいテントは山ほどあるんです。
ひと言にテントと言っても、そのバリエーションは豊富なんです。
今はシェルターもテント扱いとして考えるのが普通なので、オススメしまくりたいです。
でも、ツイッターである人が言ってました。
あまりお節介が過ぎると、アドバイス罪にあたるとw
アドバイスによって、選ぶ楽しみや迷う楽しみを奪うことになる。確かにその通りです。
その上で、右も左もわからない人にテントを勧めるのであれば、無難に1万円程度のドーム型テントが良いという意見が多かった。
c.高くても良いものを
最初から高いものを買うのは、やはりリスクが高いと思います。
この意見は少なかった。
ハマるかわからないので、はじめから高いのを買うのは怖い。
自分の好みやスタイルが見えてからでいいと思う。
また、逆に
高いものを買えば、売ることも出来るからそれもありかも?
という意見も。
ただ、全体的には初めから高いものはオススメしない感じでした。
まぁ、「高い」という概念は人によって違うので、なんとも言えませんが、総合的にみてコールマンのコスパがいいという声が多かったです。
3.まとめ
私なんかは特にそうですが、これから始める人には自分の失敗をたくさん話してあげて、出来るだけ近道でキャンプを楽しんで欲しいと思う。
でも、実はその失敗こそが経験であり、今の自分を構成する上で不可欠なものになっている。
アドバイス罪という言葉が象徴するように、過保護が良いものを生むとは考えにくい。
一緒にショップに行ったり、展示場に行ったり、どんどんキャンプを知ってもらう機会を増やすことが、程よいアドバイスになると思います。