焚き火がしたい!キャンプ場での火のマナー
昔、塾かなんかのCMで、生徒と先生の会話。
「先生、『知る』ってなんですか?」
「『知る』というのは、『知らなかった自分』から『知った自分』になる。つまり『人間が変わる』ということなんだ」
というのがあった(趣旨)。
人間が変わるのか〜!!!
なんか、教育って大事ですね。
誰か私を教育して下さい!!!
さて、今回は知って安心「キャンプ場での火のマナー」についてのお話です。
知らず知らずのうちに他人に迷惑をかけていたり、知らないが故に間違ったことをしていたり、なんてことよくあります。
知らないことは罪ではありません。
知らないままにしておく事が怖いのです。
まずは、キャンプ場のルールを守るところから。
- 直火OK
- 直火NG
最近は直火NGのところが増えました。
以前までは直火OKだったところも、NGに変更されたり、今では焚き火台は必需品になりつつあります。
理由は様々でしょうが、直火は地面へのダメージがある他、後始末をしない方が増えたからではないでしょうか。
〈風〉
まず、風が強い日は焚き火をしないのが鉄則です。判断に迷ったら管理人に聞いてもいいでしょう。
風が強くなくても、風向きによっては火の粉が思わぬ方向に飛ぶこともあるので、他人のは勿論のこと、自分のタープやテントに火の粉が飛んだら大変です。
山火事だって起こり得ます。
フライパン山になりかねません。
牛魔王に怒られますよ。
火の扱いには充分気を付けて下さいね。
〈燃やすもの〉
焚き火は、暖をとる為、または調理の為、時には眺めて楽しむ為のものであると思います。
決して「焼却炉」ではありません。
食べ残した食材や、ビニール、紙皿、アルミホイルなど、ましてや缶・瓶などは燃えません!
薪や炭に「ホワイトガソリン」や「ケロシン(灯油)」をかけるなんて、どうかしてます。危険です。
〈燃やす場所〉
直火の場合、極力ダメージを軽減させるために、風向きを考慮しながら、前の人が残していった場所(カマド)を使いましょう。
基本的にはテントの風下がベストですが、混雑時は隣との距離が近く、風上も風下もあったものじゃないです。
その際は、お隣さんに「ここで焚き火しても大丈夫ですか?」と一声かけるだけで、大分印象が違います。
「自分が楽しめればそれでいい」
なんて言う方は焚き火ストの風上にもおけません。
〈後始末〉
最後に消火の方法です。
よく見かけるのが、カマドに燃え残った薪や炭になどがそのまま放置されているというところ。これは良くないです。
いざ自分が使う番になったら、掃除から始めることになります。
まず、基本的には「燃やし切る」事が前提です。
もし、燃え残った場合は、管理人さんに聞いてみて下さい。
完全に消えていれば燃えるゴミとして処理してもらえるかもしれません。
まだ燻ってる時は火消しツボなどで消火しましょう。
炭の処理を終えたら、最後に砂や土をかけて痕跡を無くします。
カマドに使った石はその上にまとめておけば、目印になります。
〈まとめ〉
「立つ鳥跡を濁さず」といいます。
これは焚き火に限らず、サイト全体として「来た時よりも綺麗に」を心がけて、管理人にも次のキャンパーにも自然にも優しい焚き火ストを目指しましょう!
火を制するものはキャンプを制する!
キャンプの世界チャンピオンになって下さいね!
最後まで読んで頂きありがとうございます。